システム手帳愛用者、永遠の悩み
システム手帳の悩みとは書いたメモの保存と管理、検索性に尽きると思います。
使用していて、
・あのメモどこに書いてあったっけ
・なんか先月ぐらいのメモに重要な情報を書いた気がする…
・付箋を貼ってるページが多すぎて探すのに時間がかかる
ということが使用し始めの時期によく頻発しました。
まとめておけばいいのだけれど
そんなことは百も承知ですが、
それが出来ないときはありますよね。
使用するかどうかも分からない、ページの半分も埋まらないようなリストをせっせと作成して手帳にとじて持ち歩く。
これこそ手帳が続かない悪循環を生む最初の一手なのではないでしょうか。
ひらめきの微妙なライン
書いた瞬間はリスト化したり、情報を清書したりするまでもいかない微妙なアイデアや思いつきでも、ある程度期間を開けて見返すとまた違った印象と組み合わせで必要になったりすることはありませんか。
私はあります。
先程まで確定申告についてスマホで調べていたのに、パッと目に入った広告の商品が気になり見ているうちに、そういえばつい5分前までは浴室の掃除をしようと思っていたことを思い出し、掃除をしていると、仕事で行き詰まっていた業務の解決案を思いついたりします。
よくよく思い返してみるとカオスな流れです。
思いつきに規則性や関連性はありません。
浮かんでは消え、放射状に広がるものというのが私個人のイメージです。
メモを書いた瞬間、それが重要かどうかまだ不明なことが多すぎやしませんか。
付箋やインデックスで目印をつけても見返さない
手帳用の付箋とか、インデックスとか、かわいいですよね。
ついつい買ってしまうし、使用してみるんですが付箋を付けたページを見返した試しがありません。
微妙なラインのメモまで付箋を付けていると手帳が付箋だらけになってしまいかねません。
それもどことなく使いこなしている感があって良いんですが、
結局、目印をつけるのに用品を使用する時点でメモに対するハードルは勝手に上がってしまって、微妙なメモには使わなくなりました。
私の手帳は一向に映える気配がありません。
カレンダーをメモのインデックスにしちゃう
そこで、メモは日記やデイリーログの日付ごとに管理しています。
私の使用の仕方の場合、メモと日記は結びついているので、マンスリーページのカレンダーにメモした内容を記入しています。
カレンダーの日付の枠の中の
上半分が予定
下半分がメモの内容
というふうに管理しています。
例えば
12月5日(木)のカレンダーの枠の中を見てみると
12月5日(木)
-18:00 仕事
19:00- 呑みに行く/心斎橋
————————–
週末やることリスト
来年の目標の立て方のヒント
というふうに書かれています。
私は黒のボールペンでのみ記入していますが、予定とインデックスで色分けして書いても分かりやすそうです。
年間のカレンダーをメモのインデックスにしても良いかもですね。あまり書き込めませんが…
様々なメリット
思っていたよりたくさんのメリットがありました。
索引性が向上した他にも、
・時系列が崩れない
・1年分はどこに何が書いてあるか把握できる
・手間が少ない
・予定と一緒に書いてあるので思い出しやすい
・タスクをカレンダーに書かなくて良い
・溜まった情報をリスト化するときに時間がかからない
そして、
カレンダーとデイリーページの日記やメモが日付によって紐づいていると、カレンダー自体に記入することも簡素化出来ますし、年が変わってカレンダーを交換するときにカレンダーごと保存ファイルに入れておけばその後の索引性も確保出来るんですよね。
そんなに見返さないのに枚数はなかなかな使い終わったカレンダーリフィルにもインデックスという確固たる役割を付与できます。
システム手帳でもカレンダーは糸綴じのノートタイプをおすすめ
こんなのです。
私はこんなふうにカバーに挟んで使用しています。
あと、他のカレンダーリフィルとかと違って結構売っている期間が長い印象です。
これは地味に助かる。
保存するときもメモや日記の保存ファイルにそのまま突っ込むだけです。楽ちん。
1日の振り返りにプラス10秒の一手間で一生の利便性
大げさですかね。でもあながち間違っていないかもしれません。
毎日の手帳タイムの終わりに今日はどんなメモを書いたのか、どんなことを思いついたのか、カレンダーの枠の隅に記入してみてください。
10秒もかかりません。
数週間後、数カ月後、数年後に驚くほどの手間が省けます。
今のところこれ以上の管理方法が思いついていません。
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