今さら手書きの手帳の話
かくいう私も、仕事のスケジュールやタスクは社内のシステム上デジタルで管理しています。共有やリマインドが楽ですので。
しかし、プライベートはというと未だに手書きの手帳で管理したほうが良い塩梅になります。デジタルに移行した瞬間もあったんですが、すぐに手書きに戻りました。
デジタルは分刻みのスケジュールと共有向き
デジタルは、分刻みの細かいタイプの多忙なスケジュールを管理するためのものだと思います。
休日はしっかりとゆっくりリフレッシュしたいタイプのおっさんには非対応でしたし、休日に分刻みで管理して対応しないといけない程の予定もありませんでした。
デジタルでは、
もう日時もやる事も決めてある予定
を管理する事に長けていると思います。
手書きはタスク主体、そして気付きを得やすい
手書きであればどうでしょうか。
私の場合は毎日手帳に書いている内容から
次の休日のやりたいことリストを作っていたり、
友人にふと会いたくなったと日記に書いてあったり、
最近興味が出てきたことに関するメモ
が書いてあったりします。
手書きの用なアナログなものを続けていると
何も決まっていないがいずれやりたい予定
が散りばめられています。
1週間ぐらい日記を書いていれば誰でもどんな小さなことでも1つは出てくるんじゃないでしょうか。
そんな自分の興味や好きな事にとても気づきやすいです。
どんなに面倒くさくて億劫でもも、15分だけ、いや、5分でも、プライベートな時間や休みの日に気付を得た好きな事ややりたい事をやってみてください。
プライベートは量より質を取ったほうが良い
仕事と違って休日は
どれだけ多くの予定やタスクを片付けたか
よりも、
どれだけ自分にとって良い時間を過ごせたか
に重きを置いていったほうが満足度は跳ね上がります。
そう、普段通り、採算や利益率やコスパやタイパを求めてしまいそうになりますが、休日にやる自分の好きな事ぐらい、生活が破綻しない程度に採算度外視で良いに決まっています。
それが超長期的に利益に繋がるような気付きや、それに伴っての生活の良い変化に繋がるのではないでしょうか。
質を上げるなら手書き、共有する、複製するならデジタル
掘り下げや具体化や構造化には手書き
清書や共有にデジタル
など、使い分けて相互作用を狙いましょう。
まれに手書きの工程が頭の中でほぼ完了している方をお見かけしますが、頭の良い人だと思います。私はそこまで頭が良くありません。
私は手書きで一旦思考のペースを落とさないと何からやって良いのか悩みだして結局何もできないことが多いです。
あまりやった事がない内容でチャレンジのある仕事では一旦手書きで考えを纏めるようにしています。
休日の質を上げるために1日15分の手帳タイムを
やってもやらなくても世界が変わるわけではないけれど、自分が変われる気付きを増やして、見る世界を変えることは出来ると思うのです。
次の出勤日までの待機時間を過ごしていた様な休日
ちょっとだけやりたかった事が1つだけ出来た休日
皆さんはどちらの休日が好きでしょうか。
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