ナローサイズのメリットとデメリット

おっさん的手帳のススメ

システム手帳のナローサイズについて

システム手帳のナローサイズを実際に使ってみて気が付いたメリットとデメリットを書き留めておきます。
knox独自規格のナローサイズや、縦はバイブル・横はミニ6など調べると出てきますが、もうちょっと詳しい使用感を。

システム手帳には色々なサイズがあります。

システム手帳には色々なサイズがあります。
主に大きいものから3つのサイズ

・A5
・バイブルサイズ
 ←最も定番のサイズ
・ミニ6

です。そして近年ではこの3つのサイズのそれぞれの間に新しい規格のシステム手帳が登場してきています。
上と同じく大きいものから

・A5
・HB x WA5
・バイブルサイズ ←最も定番のサイズ
・ナローサイズ  ←筆者使用中
・ミニ6
・ミニ6ナローサイズ
・マイクロ5

となります。
なんとなくですが、システム手帳やノートなどのサイズを考慮する際に

縦の長さ→書き込める情報量
・横の幅 →持ち運びやすさ

のような一定の共通認識が目安としてあるように思われます。
あくまで目安ですが。
この前置きからすると、ナローサイズはいいとこ取りともとれますね。

ナローサイズのメリット

①長財布とほぼ同じ大きさ

これはどう言うことかと言うと、ズボンのポケットなどに収まります。
ポケットに手帳を入れて持ち歩くなんてことはあまりないかもしれないですが、所持品リスト作成の時に家の中で手帳を持って移動する時などに役立ったり、手帳に挟んでいる歯医者さんのカードを出したりしたあと受付で問診票などを受け取る際に一旦ポケットに突っ込むなんて事もありました。めっちゃ具体的やん。
同じ感じで色々なカバンの中やその他色々なポケットにも入る事が多いので持ち運びする際に痒いところに手が届くと言うような場面は多かったです。

②狭いデスクの上では数センチの差が大きな分かれ道となる!

バイブルサイズとナローサイズのリフィルサイズの違いについて

縦の長さは同じで、横幅に関してはナローサイズが1.5センチ短いです。

ご注目いただきたいのは、これは片面のページの話だということ。

見開きでは幅が計3センチ変わります。
しかもこれはリフィルだけの大きさの話です。
システム手帳カバーをつけて見開き状態の横幅であれば4〜5センチ程違ってきます。

ちゃんと机があって椅子に座って書いている分には気になりませんが、

立って記入する場面
・相手に見えないようにメモを取る時に手帳を若干起こしつつ記入する場面

では持ちやすく、たった数センチの違いは大きく感じる場面は多かったです。

③横向きでも使える

まあどの手帳も使い方は自由ですし普通に横に向けてしまえば横向きで使えるのですが、ナローサイズはなんだか横向きにした時の収まりが良いです。
ナローサイズリフィルは縦17センチ×横8センチで整数比は17:8

この比率はモニターディスプレイなどてよく使われるアスペクト比16:9の比率に近いんですよね、だからしっくりきているのではないかと勝手に考えてます。
ナローサイズは見開きがほぼほぼ正方形の形になりますので縦でも横でも使用するスペースは同じなのもグッドです。
あと横向きにすると本来の縦向きよりたくさんの事が書き込めるので読書メモやアイデア出しなんかは横向きで記入しています。

ナローサイズのデメリット

①ナローサイズのリフィルが少ない

knox社独自規格なのでナローサイズのリフィルはknoxとプロッターからしか現在はラインナップがありません。
システム手帳の楽しみの一つに色々なフォーマットの中から自分に合ったものを探す作業があるのですが、選べるリフィルは定番サイズのそれと比べるととても少ないです。
まあ、使い方が決まれば複数のリフィルしか使わないので慣れれば問題ありませんでした。

②店舗によっては取り扱いがない

これも独自規格あるあるですが、お店に行ってもそもそも取り扱いがない場合が多いです。
私の場合、プロッターは置いてあるのにナローサイズの取り扱いだけが無かったなんてこともたまにありました。
情報がニッチ過ぎてネットにも載っておらず、電話で確認しなければ分からない事も多いです。

大阪でも市内まで出ないと買えません。
私はめんどくさいので通販で購入しています。

③縦向きで記入していくと、若干、幅が足りない

手書き文字が小さい人は不便など感じないかもしれないですが、

もうあと4文字入ったら1行で記入出来たのに…!

という事が多々あります。
バレットジャーナルやタスク管理系手帳術だったら気にならないと思いますが、日記などの
文章を記入する使い方だと数文字のために改行しなくてはなりません。

持ち運び優先で工夫を楽しめるのならうってつけのサイズ

メリットは携帯のしやすさ、使用時のサイズ感
デメリットは入手性の悪さや書き込みのサイズ感

私の場合は持ち運ばないと書けないし見れないので、少しでも持ち運びしやすいナローサイズにしました。
販売されているリフィルの種類も少ないですが、思いついたものを家にある材料で自作したりして楽しくトライアンドエラーを繰り返しています。
マイクロ5のリフィルやバイブルサイズのリフィルの中からナローサイズに流用可能なものを見つけた時はちょっとテンションが上がります。文房具売り場を歩く時の視点も少し広がります。
そういう事も含めて楽しめるのなら全然アリだと思います!

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