手帳を続けたいと思っているあなたへ

おっさん的手帳のススメ

手帳やジャーナリングが続かないとお悩みのあなたへ

新しいノートや手帳やリフィルを買ったときって、ワクワクしますし、「今年は完璧に使いこなすんや!」と意気込んだものの、数週間後には真っ白なページが続き、気づけばどこへやったのかさえわからなくなっている…

決してあなたが悪いわけではありません。

手帳やジャーナリングを続けるには、ちょっとしたコツがありますのでご紹介します。

今回は、おっさんなりに考えた、手帳が「続く人」と「続かない人」の違いを紹介しつつ、誰でも今この瞬間から実践できる、手帳を続けるためのコツと裏技的知識を書き留めておきます。

続かない人の「あるある」

手帳が続かないのには、いくつか共通の理由があります。

①完璧主義

最初から「びっしり書き込まないと!」と意気込みすぎて、少しでも空白があると挫折感を感じてしまう。

②義務感

「手帳を使わなきゃ」という義務感に囚われて、楽しさよりも負担が勝ってしまう。

③情報過多

あれもこれもと欲張りすぎて、何を書けばいいか分からなくなり、結局手が止まる。

④生活スタイルに合っていない

選んだ手帳のフォーマットやサイズが、自分のライフスタイルにマッチしていない。
一つでも当てはまったら、手帳は続きません。

でも大丈夫です。

続けるコツに気をつけていれば続けられます。
こんなおっさんでも出来ましたし。

【手帳が続くコツその1】

お待たせしました。
ここからは手帳がコツを紹介していきます。

「ゆるく」書いて完璧を目指さない勇気を

手帳を続ける一番の秘訣は、最初から完璧を目指さないことです。

まずは「書くこと」に慣れる

毎日書くのが難しいなら、週に一度、週末にまとめて振り返るだけでもOK。
数行の日記、その日のTODOリストだけでも十分です。

空白があっても気にしない

「書けなかった日があってもOK!」。空白は、また次の日に書けばいいだけのこと。
自分を責めないでください。

「とりあえず書く」を習慣に

完璧な文章やイラストじゃなくていいです。
殴り書きでも、一言メモでも、とにかく「手帳を開いて何かを書く」という行動を習慣にしましょう。
完璧主義を手放し、「ゆるく」「気楽に」手帳と向き合うことが、継続への第一歩です。

【手帳が続くコツその2】

手帳とペンは気に入ったものを

手帳は「自分のためのツール」です。だからこそ、使っていて気分が上がるものを選ぶことが重要です。
一目惚れしたものにかぎって少々値が張る場合が多々ありますが思い切って買ってしまいましょう。

見た目で選ぶ

表紙の色、素材、デザイン…「これだ!」と直感的に惹かれる手帳を選びましょう。
続くか不安だという方ほど「これだ!」というものがなくても見つかるまで探しましょう。
毎日触るものですから、見た目の好みはモチベーションに直結します。

「書く」が楽しいペンを選ぼう

インクの色、書き心地、ペンの太さ。お気に入りのペンを見つけると、手帳を開くのが楽しみになります。多色ペンや万年筆など、色々なペンを試してみるのも良いですね。そして飽きたらまた買ってというふうに引き出しがペンだらけになります。

サイズは「持ち運びやすさ」優先

どんなに良い手帳でも、持ち歩かなければ意味がありません。普段のバッグに入るか、デスクで邪魔にならないかなど、自分のライフスタイルに合ったサイズを選びましょう。
とはいえ、いきなり一発目で大正解というふうにはなかなかならないと思います。
ただ、不便だったり不満が出るまでは使ってみましょう。

不便を便利にしたり、不満を満足に変えることは手帳でできます。

まずは気に入ったものを探して買って毎日開いて書いて見返しましょう。
スマホをみる動作→手帳を開く に置き換えれば大丈夫です。

【裏技的知識①】

ここからは蛇足かもしれませんが、手帳継続モチベーションハックの様相を呈していると言っても良いちょっと細かな方法をおつたえします。

「目的」を最小限に。手帳の断捨離

手帳が続かない原因の一つに「あれもこれも書こうとしすぎ」ていませんでしょうか。
意外と見落としがちなんですが、まずは手帳の「目的」を絞ってみましょう。

手帳のモチベーションは購入時がMAXです。
もう一度言います。

手帳のモチベーションは購入時がMAXです。

購入後は穏やかに粛々と楽しむことになりますのでご注意を。

最初は「ひとつだけ」に集中するパターン

・スケジュール管理のみ → まずは予定を書き込むだけ。
・TODOリストのみ → 今日やることを書き出して、終わったらチェック。
・一言日記のみ → その日のハイライトや感謝したことを一言。

一旦は上記のうちどれか一つ選んで毎日やってみてください。

ちなみにおっさんはスケジュール管理を書いていたらTODOリストを書く様になりまして、明日のTODOを毎日確認するついでに一言日記を書くようになったクチです。

最初は一つでも書く習慣さえ身についてしまえばこっちのものです。
後から少しずつ書くことを足していけば良いです。
目的が明確だと、迷いが減り、手帳を開くハードルがぐっと下がります。

【裏技的知識②】

「隙間時間」を有効活用する仕組み作り

「手帳に向かう時間が取れない…」という方におすすめなのが、「隙間時間」を活用する裏ワザです。

手帳を「見える場所」に置く

デスクの上、リビングテーブル、ベッドサイド…とにかく目につく場所に置いておきましょう。視界に入れば、「ちょっと気になる」ので「ちょっと書こうかな」という気持ちになりやすいです。

「ながら手帳」のススメ

朝食を食べながら今日の予定を確認したり

テレビから流れてきた気になる情報をメモしたり

散歩中にふと思いついたアイデアを書き留めたり

完璧な時間を作らなくても、日常生活のちょっとした隙間を有効活用できます。
まずはスマホを持ち歩くぐらいの感覚で肌身離さず持ってみましょう。

「ご褒美設定」でモチベーションアップ

「〇日間手帳を続けたら、新しいペンを買う!」
「〇週間続けたら、お気に入りの喫茶店でドヤ顔で手帳タイムを満喫する!」

など、小さなご褒美を設定すると、モチベーションを保ちやすくなります。が、手帳を続けていると生活や人生が改善されるというご褒美が降ってきますのでご安心ください。

まとめると手帳は「自分自身の自由な余白」

紹介した「コツ」と「裏技的知識」は、どれも簡単に始められるものばかりです。

完璧を目指さず、まずは一つから試してみてください。

きっと、手帳を開くことが楽しくなり、あなたの毎日がもっと充実していくはずです。
是非、余白にどんどん書き込んで、「手帳が続く人」の仲間入りを。手帳ライフを心ゆくまでお楽しみあれ。

死ぬ直前までできる趣味ですのでね。

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