毎月の手帳セットアップの基本構造
私もかつてはそうでしたが、今は「必要な情報だけを厳選する」という考え方に基づきまして、突然ではありますが自分自身にシンデレラフィットしている毎月の手帳のセットアップを発表させていただきたいと思います。
PLOTTERナローサイズの薄くて持ち運びやすいですが、若干の手狭さを感じる限られたスペースをなるべく最大限に活用して毎日の暮らしを豊かにしてくれる、毎月のシステム手帳セットアップ術をご紹介。
セットアップの内容

PLOTTER プエブロブラック、リング径が11mmのナローサイズを愛用しています。
ピンときたプロダクトがこれだったのでどうしても使いたくてですね、無理やり使用しているうちにリングが小さいからこそ入れるものを厳選する仕組みが試行錯誤の上完成しました。
毎月セットアップに使うリフィルは、主に以下の通りです。
メモリーフ(1枚)


前月の振り返りから得たTODOリスト、ハビットトラッカーをまとめています。
この1枚をブックマークと一緒に移動しています。
毎日嫌でも目に入るので習慣と1ヶ月のタスクの管理をするには最適です。
デイリーログリフィル(1ヶ月分+次月開始日から5日間)

日付と時間軸をスタンプを使用して作成しています。
人によっては面倒かもしれないですが、工作している感が好きで継続できています。
慣れれば1か月分30数枚を15分ぐらいで作成できます。
リーガルパッドリフィル(4枚)

毎週の振り返り用です。
組み合わせるデイリーリフィルによっては角がはみ出すのでいい感じです。

来月のタスクや目標達成もここから抽出します。
現在は日曜に振り返りをしていますが、休日の前日の夜か休日の午前中に変更しようか検討中です。
メモ用リフィルの補充

使ったメモももちろん補充していきます。
読書メモをとったり、リストを作ったり、資格試験の計算用紙に使ったりと個人的にはガンガン使用しているので随時補充していますが、出先でなくなると困るので毎月のセットアップでもついでに確認しています。大体10枚ぐらいです。
スクラップリフィル(1枚)

A4サイズのクラフト紙を横向きにして縦の長さをナローサイズにカットし、パンチで穴を開けて折っただけのお手軽リフィルです。
外出先でもらったパンフレットの切り抜きや買い物のレシート、買ったり読み終わったりした本の表紙を印刷して貼り付けたりと、日々の記念品を「スクラップ」しています。
一番のメリットは見返すことが楽しいということと、視覚的にその月の出来事が把握できるということでしょうか。
とってもおすすめな自作リフィルです。
旅行に行った月などは2枚になりますね。
これらのリフィルを毎月入れ替えることで、手帳の中身は常に「目の前のこと」に集中できる体制が整うように心がけています。
毎月をスムーズに乗り切るための工夫
忙しい毎日でも手帳のセットアップをスムーズに行うために、いくつかの工夫をしています。
月末月初の「5日間の猶予」

月末日に必ず入れ替えを完了させるのではなく、来月の初めの5日間のデイリーリフィルもいれて猶予を設けています。
この方法のおかげで、忙しい時期でも今のところ焦らず自分のペースで手帳を整えられています。
私はズボラなのに変なところが完璧主義なせいで、やろうと思っていてもなかなかやらずに気が付いたら10日過ぎていてもう今月はいいや…なんて諦めてやらないでいるとその次の月も先月やらなかったしな…と結局やらないループに突入していました。
方法は簡単。自分にとってちょうどいい締め切りを設けてしまえばいいのです。
月末日と月初日の間に空白リフィルを1枚挟む

便利なシステム手帳の不便なところあるある代表格ですが、時系列続きで書いていると裏面にも記入してしまっていて保存リフィルを区切れない問題です。
見開きの右ページしか記入しないという方法もあるにはあるんですが、私のどうしても使用したいPLOTTERはリング径が小さいので躊躇していました。
そこで考えた解決法として、
月末日と月初日の間にあえて空白のリフィルを1枚入れる
ことにしています。
月末日のデイリーログページの裏面に月初日の情報が書かれてしまう問題を防ぎます。
月末日の裏のページは、空白ページにするのも勿体無いので浪費癖を改善するためにその月に購入したものを記録する「買ったものリスト」としても活用しています。
自作スクラップリフィルで保存リフィルが暮らしの記念品に

1ヶ月分のリフィルは、保存用のバインダーにまとめています。
特にスクラップリフィルで1ヶ月分のリフィルをそのまま包んでしまって、その月の出来事を凝縮した「表紙」のような使い方をし、保存バインダーの中でも仕分けている格好になります。

保存用バインダーを見返すたびに、望んだ期間の楽しかった思い出が鮮やかに蘇ります。
ライフログノートの楽しいところと便利なところだけすくいとりました。
若干ですが検索性も上がるのでとってもいいですよ。見返すのも楽しいです。
カレンダーは別冊子をカバーに挟むスタイル

カレンダーはダイゴーのハンディピックを採用しています。
カバーにそのまま挟むスタイルです。
ナローサイズにシンデレラフィット。
リング径を気にしなくていいし、予定とデイリーの目次的な使い方をしているのでPLOTTERを買い替えない限りはこの方式がずっと続くと信じて疑っていません。
1か月分しか挟まない「情報の厳選」がもたらすメリット
このセットアップの一番のメリットは、毎月の振り返りが強制的に習慣化されることですが、
デイリーログを1ヶ月分しか挟まないことで、自然と
「来月は何を持ち越すか」
「どんなことに集中するか」
を考えるきっかけが生まれます。
ズボラな自分でも続けられている秘訣は、この「情報の厳選」という考え方が、無理なく生活に合っていることと、本当に必要なことに集中し、目的や目標を達成した時のメリットを享受できているからだと感じています。
手帳はただのスケジュール管理ツールではありません。
毎日書いて、見返し、中身を入れ替えることで、自分自身の成長や変化を記録し、なりたい自分への道しるべになってくれると思うのです。
自分だけの「手帳セットアップ」を見つけて、日々の暮らしを楽しんでみませんか。
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